マンションを管理するうえで建物の修繕は安全に住むためにも、マンションの価値を下げないためにも重要な事柄です。
そのため、マンションの劣化診断の知識もマンション管理士には求められます。
ここでは、鉄筋コンクリート造りの建物で起こる劣化症状のことばをいくつか紹介します。
・剥落(はくらく)
仕上げ材が剥がれ落ちた状態、もしくは浮いていたコンクリートが剥がれ落ちた状態です。
マンションのコンクリート片の剥落は住人だけでなく、通行人も危険に巻き込む可能性があります。
そのため、軽微であっても早急な修繕が必要となります。
・錆鉄筋露出
腐食した鉄筋がコンクリートの表面を押し出して、露出した状態になることです。
点状や網目状などに露出することもあります。
・エフロレッセンス(白華現象)
コンクリートの中の水分、もしくはひびから入った雨水がセメントの中の石灰などを溶かし、この溶液が表面に出てきて炭酸ガスと混じって固まり、白い粉状となったものです。
・ひび割れ(クラック)
コンクリートの中性化が原因で鉄筋が腐食し、それが原因で起こる場合があります。
また、コンクリートの乾燥収縮によってもひび割れは起こります。
・錆汚れ
腐食した鉄筋の錆がひび割れから流れ出て、表面に付着している状態。
・ポップアウト
コンクリート内部の膨張圧が原因で、表面部分にクレーター状のくぼみができている状態。
マンション管理士はマンションや設備の診断を計画的に行い、修繕が必要となった場合に計画を立て実行に移さなければなりません。
そのためには正しい知識を持って業務に対処していく必要があるのです。